東京都港区三田にある、元禄年間創業和菓子の老舗「秋色庵大坂家」。店番をしながらつらつらとつづっているブログです。ホームページはhttp://www.o-sakaya.comです。


by o-sakaya
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

<   2006年 10月 ( 10 )   > この月の画像一覧

パスタマシーン?

先週末、お茶席の注文で200個の練りきりを作りました。
その時に活躍した道具が写真の左手前にある”パスタマシーン”。
戦後すぐの頃の道具だそうで「何故ゆえパスタマシーンがうちに?」
a0084767_13401577.jpg

・・・それは戦後の家庭には一家に一台というほどの品だったとか。
すいとんばかりで飽き飽きしてきた頃、同じ原料で粉からうどんを作るために
大活躍だったんだそうです。はは~ん、当時のプチ贅沢だったんでしょうか?!

ものの捨てられない我が家の誰も気が付かないような所で息を潜めていて、
もう捨てようかと思われていたこの道具も、お茶の先生によって日の目を
見ることができたのです。捨てなくてよかった~。MOTTAINAI。

古い道具って単純に出来ている分、メンテナンスも簡単。プラスチックとか
そういうやわな素材で出来ていない分、丈夫だし♪
とういうことで、また使う日までおやすみなさ~い。
by o-sakaya | 2006-10-27 13:41

こしあんとつぶあん

アルバイトの小沢です。今日は気持ちのよい天気ですね。

みなさんはこしあんとつぶあんどちらが好きでしょうか?
私は昔はつぶあん好きでしたが、最近はこしあん派です。
あのなめらかな舌ざわりがたまりませんわ~。

と言っても、こしあんはすごく手間がかかります。
家でやったことがあるのですが、ほんとたいへんです。
なので「豆から煮てこしあんを作っている」と言っている和菓子屋さんには、こだわりを感じ、応援したくなります。
と、私は応援をしにここで働いているのかも???
(ここだけの話、こしあんを豆から煮て作っているお店は貴重なんだそうですよ~。)

こちらでは、最中の小倉はつぶあんですが、織部饅頭や練り切りなどの上生菓子やようかん、懐中汁粉はこしあんを使っています。

つぶあんの好きな方もどうぞ一度おためしください。

って、私あんこの話ばかりですね。。。
by o-sakaya | 2006-10-25 14:35

ミルク汁粉の作り方

そそ、このあいだちょっと思いついて作ってみたミルク汁粉なるものをブログをご覧の方々だけにそっと耳打ちしようかとおもいまして。

その前に、正しいウチの秋色汁粉の作り方 (作る前に沸騰したお湯をご用意下さい)
① 壷を袋から出す。
② 赤い口紙を取って、壷を封してあるオブラートに穴をあける。
③ 器に壷の中身を出す。
④ ニコニコしながら熱湯を150ccほど注ぐと、紅白の千鳥が浮かびます。
⑤ よくかき混ぜて壷を適当な大きさに割り、浮かべてふやかしながら召し上がれ!

とまあ、このような感じなのですが、④工程の汁粉を溶くお湯を少なくして
代わりに牛乳を注ぐわけです。そしてよーくかき混ぜるとミルク汁粉の出来上がり。
普通のお汁粉もいいけれど、コクのあるミルク汁粉もなかなかでした。
きっと温かい牛乳の方がもっと美味しかったと思われます。でね、何が面白いって
透明な容器でミルク汁粉を作ると、時間と共に沈殿し、牛乳層とお汁粉層に分かれるのです。
ちょっとお洒落なようなお洒落じゃないような。見た目はクリームを浮かべたココアみたいな
感じ。中央にココアパウダーを散らしたら友人にウケ狙いもまた一興かもしれませんよ。

興味が出てやってみたい方は是非お求め下さい。(結局は宣伝?)
by o-sakaya | 2006-10-19 13:04

ふけいざい

「ふけいざい」と聞いて私がぱっと思いつく漢字は「不経済」。
だけどもう一つ「不敬罪」という言葉もあるんですね。

私は今週の菊の練りきりを見るたびにこの漢字を思い出します。ヘラと練りきりを持つ手を
上手に動かしながらリズミカルに作り上げるこの練り切り。
齢90のおじいさんと一緒に工場に立ってこの菊を作っていた時、おじいちゃんが
「この花弁を16枚で作ると、昔は不敬罪だってお咎めを食らったんだよ」
と語るエピソード。なんで16枚がダメなの?との突っ込みに
「皇室の菊の花弁が16枚だからさ」
と教えてくれました。皇室の御紋を商いするなんてもってのほか、ってこと
だったのでしょうね。明治に近い生まれのおじいちゃんなのでとてもリアルな
言葉でした。

ちなみにその練り切りはこちらです。
by o-sakaya | 2006-10-18 13:37

毎週月曜日のお楽しみ

アルバイトの小沢です。
秋らしくなってきましたね。青空に少しひんやりとした空気がとても心地よいです。
こちらで仕事をし始めて2ヶ月。秋になってお客様がたくさんいらっしゃるようになりました。
みなさん過ごしやすい気候になると甘いものが食べたくなるのでしょうか???

ところで、月曜日は特にお店に来るのが楽しみな曜日なんです。なぜなら練り切りの図柄が変わるからです。
今週のこしあんの練り切りはもみじの山をイメージしたもので、赤、黄、緑のグラデーションがとてもきれいです。(写真はこちら
山などに行って紅葉を楽しんだりしていないので、私はお店のお菓子でこっそりと紅葉を楽しみたいと思います…

忙しい仕事の合間に、和菓子を食べて四季のうつろいを感じていただければと思います。
by o-sakaya | 2006-10-16 16:28
昨日より、お店と工場に「オゾン除菌・脱臭装置」なるものを導入しました。空気清浄機としては比較的大きいボディですが、オゾンの力で部屋の隅々までを除菌するすごい力を持っているそうです。そして空気清浄機として使用している時はマイナスイオンを放出しているんだとか。う~ん、リラックス~~~?!

元々病院で使用していた装置を小型化したものだそうで、キャリーがくっついているので持ち運びも簡単。病院で使用していたということは、効果はかなり期待できそうです。

そして昨夜閉店後、早速オゾン除菌を稼動させてみたら「オゾン放出中です 退出して下さい」との表示。面白がって放出口に近づいてみると、もわぁ~っとオゾン独特のニオイが・・・。お世辞にも良いにおいとは言えないですが、コイツが目に見えない敵をやっつけてくれる味方なんですね。このままオゾンを嗅ぎ続けたらどうなるんだろう??としょうもない疑問を抱えつつ、お店を後にしたのでした。

これから寒くなるとインフルエンザなど流行性の病気が流行るのが心配です。春になれば花粉も飛び始めるし。もちろん、製品の衛生上もこれがあれば清潔な環境を作り出せます。と、いうことで、ちょっとお知らせでした。
a0084767_1219515.jpg

by o-sakaya | 2006-10-12 12:23
a0084767_22561678.jpg

生憎のお天気でお月見はまず無理ですねぇ。でも月齢でいくと明日が満月だとか。このまま明日の夜まで飾ってしまおうかな?でもお団子が夜までもつかな…?!o(><)o

写真を撮ったら偶然にも外の街灯が満月のようなので急遽アップしてみました。

みなさんはお飾りしましたか?
by o-sakaya | 2006-10-06 22:56

あんこがおいしいです

アルバイトの小沢と申します。私もときどきこちらにつぶやかせていただこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

私が思う大坂家の魅力はなんと言っても「あんこ」だと思います。
ここのあんは、お店のうらにある工場で北海道の小豆を使って作っているものです。
あんこがおいしいと織部まんじゅう、練り切り、最中、お汁粉、ようかん、里の餅などなど、あんを使っているお菓子は全部おいしんですよね~…

あんこが大好きな方はぜひ一度大坂家のあんこをご賞味ください!お待ちしております。
by o-sakaya | 2006-10-06 17:17

売り切れ御免なさい

今日は朝から雨。心配をよそに、栗蒸し羊羹は午後イチに売り切れてしまいました・・・。
楽しみにいらして下さったお客様、申し訳ありません。

冷凍設備のない当店は作り置きが出来ず、毎日限られた数しか作れないため、
午前中で売り切れてしまうこともしばしば・・・。買占めにあうこともあるので
一棹でもご予約下さるほうが確実です。
a0084767_15484328.jpg

by o-sakaya | 2006-10-05 15:49
早いものでもう10月。今年もこの季節が巡って来ました。大概の甘党には嬉しい、栗のお菓子が勢揃い。

おかげさまで、先日早くも本年度売切れとなってしまった「栗月夜」を皮切りに、贅沢に栗を使用した「栗かの子」、今月限定の「栗しぼり」、そして何と言っても「栗蒸し羊羹」が秋の実りの喜びと共に店頭に並んでいます。

さて、うちには冷凍設備がありません。作り置きの出来ない栗蒸し羊羹。実は栗蒸し羊羹は冷めるのに一晩かかる為、うちでは前日の仕事の一番最後に仕込みます。つまり月曜日の朝店頭に並んでいるのは日曜日の夕方仕込んだもの。そう、我が家ではこの季節になると、日曜日でお店は休みでも工場では仕事があるのです。幼い頃からそんな光景に接してきたので、それが当たり前な事だとばかり思っていました。が、今では本当に親に頭が下がる思いです。。。

一度に作れる数に限りがある為、夕方には売切れてしまう事もあります。たとえ一棹でもお気軽に御予約をどうぞ。よろしくお願いしますm(_ _)m
by o-sakaya | 2006-10-03 23:25