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東京都港区三田にある、元禄年間創業和菓子の老舗「秋色庵大坂家」。店番をしながらつらつらとつづっているブログです。ホームページはhttp://www.o-sakaya.comです。


by o-sakaya
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国賓通過

ちょっと前の出来事。
お店の前にやたらと警察官がウロウロ。こりゃまた誰かお偉いさんが来るなと
なんとなくみていると交通規制が。

西部警察さながらの編隊を組んで、白バイが通過。その後ろを菊の御紋の
入った特別車輌がゆっくり通り過ぎて行く。白と赤の国旗をはためかせて
その車内から優雅に手を振っておられたのは、インドネシア大統領
ユドヨノ氏ご夫妻でした。

お店の前の国道一号線はちょこちょことそういったお偉いさんが通ります。
もっとも、昨日までの三田祭期間中のように政治家や各界の著名人が
慶応義塾大学に訪れることもありますが、ここまでの交通規制はしきません。

ちょうど一昨年前の12月、高松宮妃喜久子さまが亡くなられた時も同じような
交通規制がしかれ、今日よりももっともっと長い編隊を組んでお通りになりました。
高松宮さまは密かに手前どもの秋色汁粉をお召しになることがあったので、
皆でお店の前に整列し、通り過ぎられるまでお辞儀をして見送ったことを
ちょっと思い出した午後でした。
by o-sakaya | 2006-11-27 17:20

三田祭

慶應義塾大学の学園祭、三田祭が今年も盛大に開かれています。

私は幼い頃から毎年この三田祭に行っています。
決して慶應生としててはないのですが、地元のお祭りの一環のような感覚で
ふらっと遊びに行くのです。プロ並みのおいしい屋台あり、研究発表あり。
中でも当時医学部(?)の行なっていたカエルの解剖で、取り出された心臓が
動いているのを子供ながらに興味心身に眺めていた記憶が蘇ります。
今思えば凄い経験ですよね。。。

今から●年前の小学生の頃、当時はバブル絶頂期。学園祭の福引の景品に
なんと車が一台振舞われていました。正門を入るとババーンとこれでもかと
飾られていて、それはそれは立派なものでした。そんな頃、私は学生さんの
やっているパイ投げ屋さんにハマり、毎日行くものだから顔を覚えられ、
次の年になってもそこの学生さんがお兄さんのようになって遊んでくれていた
ものです。そんな些細なつながり、今でもあるのかなぁ?

明日で終わる三田祭。明日、子供を連れて遊びに行こうかな。
by o-sakaya | 2006-11-25 17:47

新引粉の話

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アルバイトの小沢です。

みなさん、「新引粉」ってご存じですか?
私はここで働いて初めて知りました。

新引粉とは、もちの精白米を水洗いして水に漬け、水を切った後蒸し上げて乾燥させたものを粉砕して少しずつ煎り上げた粉なんだそうです。
見た目は白いつぶつぶですが、作るのに手間のかかっている粉なんですね。

そして、この新引粉を使ったお菓子が、今月のお菓子「霜月」と栗のおいしい期間限定の「やきぐり」です。

霜月」は、こしあんの練り切りに新引粉を混ぜてあるもので、見た目も食感も霜のようにシャリシャリとした上生菓子です。
初めていただいたとき「こんな不思議な食感があるんだ!」と感動しました。

やきぐり」は、荒刻みの栗を練りこんだ白あんを求肥で包み、新引粉をまぶして焼き目を付けた上生菓子です。
なんでも職人さんが「アチチ」とやけど覚悟で焼き目をつけているらしいです…

霜月」と「やきぐり」、今を逃すと来年までおあずけになってしまいます。
ご来店心よりお待ちしております!
by o-sakaya | 2006-11-21 17:06

ミナトスイーツ♪

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東京タワーで今日から始まった「港区ものづくり商業観光フェア」。
19日までのこの会場では、港区の産業や匠の技、商店街、観光産業などを
展示紹介しています。入口には色とりどりの写真が展示され、
港区の色んな一面を掲示しています。

匠の技を体験できるコーナーがあったり、なんと明日は普段は
滅多にお目にかかれない琵琶の生演奏が楽しめるそうです。
時間など詳細はこちらよりどうぞ。

そんな中、ミナトスイーツと称しまして港区内のお菓子屋さんが
色んなお菓子を販売中。
当店も、ちょこっと片隅にて販売中です。秋色最中小型6個、
このフェア限定の化粧箱入りで500円です。
ちょっと手土産にワンコイン。そんな感じでぜひご用命下さい。(やっぱり宣伝?)

明日はミナトシティウォークというイベントがあります。品川駅から出発し、
途中様々なポイントで多種多様なサービスを受けながら、ゴールの
東京タワーを目指してのんびり歩くというもの。
参加は無料ですが、抽選で素敵な商品がゲットできるかも?
私も参加したい!!!
そして我が三田商店街でも、無料でポラロイドで東京タワーをバックに
記念撮影をしてお持ち帰りできます!!あのドラマの名場面を再現・・・
な~んて。ぜひぜひお越し下さいませ。

たまには健康の為などといいつつ、歩いてみてはいかがですか?
そして、疲れたらゴールでミナトスイーツを♪(やっぱり宣伝?←しつこい?)
by o-sakaya | 2006-11-17 19:22

きみしぐれのヒミツ

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アルバイトの小沢です。
最近「ブログを見てます」というお客様が来てくださって、とてもうれしい限りです。ありがとうございます。

今回は、こちらの自慢の人気商品のひとつであるきみしぐれのヒミツに迫りたいと思います。

■黄身あんだけでできている!
よくあるきみしぐれは中にこしあんが入っていると思いますが、こちらのきみしぐれは黄身あんだけでできています。
そして黄身あんを蒸していますので、ほわっとしたケーキのようです。でもバターや油は使っていませんので、ケーキとくらべるとカロリーは低めなんですよ。

■放し飼いされている地鶏の卵を使っている!
福島から取り寄せた卵を使っています。
ちなみに、昔は茨城県取手市から大きな背負いカゴをしょった小さなおばあちゃんが持ってきた卵を使っていたそうです。昔常磐線を使っていた私にとって行商のおばちゃんの姿、懐かしいです。

■季節によって配合が違う!
暑いとき、寒いとき、環境に合わせて配合を微妙に変えています。
職人技ですね~。

■離乳食として使われている!
やわらかくて大きな卵ボーロみたいな???
保存料などは使っておりませんので、赤ちゃんも安心して食べられます。

そのほかは企業秘密…です。ぷぷぷ。
ぜひ食べてみてくださいね。
by o-sakaya | 2006-11-15 17:36

鳥の子餅

鳥の子餅のご注文がありました。a0084767_1453293.gif
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お客様は数えで95歳になるおばあちゃん。子孫が大集合してお祝いの席を設けるんだそうです。

いつもいらしていただくそのおばあちゃんは、とても95歳には見えないシャンとした方で私が幼い頃いつも握手をしてくれていたので「握手のおばあちゃん」と呼んでいました。そしてもちろん、私の子供も握手してもらって、2世代に渡って握手のおばあちゃんになってもらいました。

今では珍しい鳥の子餅も、その昔はしょっちゅう頂いていたご注文だったそうです。特に建設業界からのご注文が多く、100箱なんていうのもざらだったとか。今では一年中どこでも手に入るお餅も、戦後の物のない時代はそれはそれは貴重なものだったそうで、ご注文を受けてから原料のお米の調達が大変だったりと、色々なことがあったそうです。

いつまでも元気で長生きして頂きたいですね。
by o-sakaya | 2006-11-11 16:14

配達の愉しみ

この季節、お茶席の注文が相次ぎます。その度に色々と勉強になり、とても
ありがたく思いながら作らせていただいています。お茶会は朝からなので
大体9時頃までにお届けにあがりますが、大概日曜日。私達にとっては
唯一のお休みの日。

でも逆に言うと、ついうだうだしがちな休みの日に朝から出かけられる
絶好のチャンスなのです。しかもお茶席は風光明媚な所で行なわれるので、
お届けが済んだあとちょっと散策も愉しめたりして。

先日は椿山荘への配達でした。立派な庭園の奥まった一室へのお届け。
道すがらお茶室に向かう色とりどりの着物を召した方々とすれ違い、
つい私も着物を着たくなってしまいました。
途中、川にかかる太鼓橋を渡ったり、色づき始めた木々を見たり、
苔むした岩を見ながら背中に背負った子供としばし遊んでしまいました。

こうなるとお仕事なんだか、お遊びなんだか。でもしっかりお勉強も出来て、
それはそれはありがたい注文です♪
by o-sakaya | 2006-11-08 18:25

カマキリ様ご来店

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最初はお店のオートドアの角に、次はエレベーターの扉の所に、そして昨日まで二日連続でビル入口の大きな扉の片隅に遊びにきた、小さな小さなお客さん。その都度街路樹に連れていき、放してあげるのに何故か戻ってくる。

昨日は信号を渡って慶応義塾大学の山に放してあげようと横断歩道を渡り始めたら、近所の小学生に見付かり、そのまま連れていかれてしまいました。

店の前の歩道で声をあげてカマキリにはしゃぐ子供たち。やっぱりいつの世も子供は虫が好きなんですね。

今頃何してるかなぁ~
by o-sakaya | 2006-11-02 07:42