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東京都港区三田にある、元禄年間創業和菓子の老舗「秋色庵大坂家」。店番をしながらつらつらとつづっているブログです。ホームページはhttp://www.o-sakaya.comです。


by o-sakaya
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流石に年の瀬。お陰さまで慌しく過ごしておりました。久しぶりの更新です。

さて、本年度のお餅のご注文は締め切らせて頂きました。
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やはり、お菓子屋さんの作るお餅はパックになっているそれとは断然味が
違うと思います。お客様からはこしがありもち米の香りが豊かなので、
一度お菓子屋さんのお餅を食べると次の年から普通のでは物足りなくなる
と言われます。皆様もどうぞお試しあれ!

この期間、工場では17・18・19代目が揃ってお持ちを丸めたりのしたり。。。
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工場の人間だけでは手が足らず、この日は私も工場に入って
お手伝いです。私にとっては風物詩と言うのでしょうか、お餅のお手伝いを
しないと大晦日を迎える気がしません。なので毎年このときは粉まみれ。
妊婦のときは工場は冷えるし、足場が悪いのでといってお手伝いをさせて
貰えず、なんだか物足りないなぁと年を越したのでした。

この思いは嫁に行った姉も同じな様で、年末は毎年泊りがけでお手伝いに
来てくれます。今はまだ幼いうちの子供たちも同じように育ってくれるようにと
祈りつつ、毎年毎年慌しく過ごす年の瀬です。。。
by o-sakaya | 2006-12-29 18:53

秋色最中のヒミツ

アルバイトの小沢です。

前回のきみしぐれのヒミツに引き続き(と言っても間が空いてしまいましたが…)、今回は大坂家の看板商品である秋色最中のヒミツをご紹介します。

■日本初の三色最中!
日本で初めての三種類の味で、三色の皮の最中なんです。今は味がいろいろあるのは当たり前ですが、最初に考えついた大坂家のご先祖様はおしゃれな方ですよね~。
最中らしい色をした茶色が小倉あん、白がこしあんに黒砂糖を混ぜた黒糖あん、緑色が白あんにきざんだ栗を入れた栗あんです。
ちなみに、私のオススメは黒糖あんです。黒砂糖の味と香りが強く、クセがある分やみつきになります。「黒糖あんだけ」とご指定でお買い求めくださるお客様もいらっしゃいます。

■アイドルの名前が最中の由来!
昭和の初めは「三色最中」という名称でしたが、類似品が出てきたため、大坂家のご先祖様で江戸時代のアイドル的な存在だった「お秋」の俳句のペンネームである「秋色女(しゅうしきじょ)」の名前を借りて「秋色最中」という名称になったのでした。
秋色女は、江戸時代のプロマイドとも言える錦絵にもなっているんです。(こちらに載っています。)

■皮がおいしい!
みなさんは最中を食べるとき皮がポロポロ落ちる経験ありませんか?
私はおじいちゃんが最中好きだったので、おじいちゃんちに遊びに行くときは必ず最中をおみやげに持っていったのですが、この最中の皮がポロポロ落ちてこたつに皮の破片を散らかしてしまい、それがいやであんまり好きではありませんでした。
しかーし、ここの最中の皮はポロポロしないのです!
なぜなのかと聞いたところ、いいもち米を使ってよくついてから焼いているからなんだそうです。
あー、私が中学生のときに亡くなってしまったおじいちゃんにここの最中を食べさせたかった…

■地方では手に入らない東京の老舗の味!
最近東京名物と言っても地方の百貨店や駅ビルなどにお店が入っていて、地方にお住まいの方に「東京名物」と贈っても実は近くで手に入ってしまうのね…とがっかりしたことありませんか?
この最中は本当に三田のここだけでしか手に入らないんです!
ぜひお歳暮で日ごろお世話になっている方に「ほんとの東京名物なんですよ」と差し上げてください。もちろん地方発送をしておりますし、ご注文は電話、FAX、通信販売でもOKです!

ちなみに、最中は大きい最中と小さい最中があります。
日持ちは、大きい方が一週間、小さい方が3~4日です。
どちらも中身は同じなのですが、大きい方のファンのお客様もいらっしゃれば、小さい方がいい!というお客様もいらっしゃって、不思議です。
どちらもお試しいただいて、お気に入りの大きさを見つけてくださいませ。

おまけ
このヒミツ記事、シリーズ化して大坂家のヒミツに迫っていきますので、次回をお楽しみに!
by o-sakaya | 2006-12-20 18:27

和菓子やの栗きんとん

ついに!栗きんとんが始まりました!

例年は自家用として年末にこっそり作っていたものですが、今年はみなさまにもご賞味いただきたく、ほんの少しですが販売することにしました。

当店の栗きんとんは全ての工程を手作りで行っています。
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滑らかな舌触りにするため、小さなダマも残さないようにしっかりと漉します。
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添加物を一切使わず、千葉県香取産さつまいもを100%使用し、自家製の蜜漬け栗をたっぷりと混ぜ込んだ手間暇かけた、贅沢な栗きんとんです。

お日持ちは一週間ですので、一度味見をしていただいて、お気に召していただければ年末に再度お求めいただければ幸いです。

容器ですが、今年初の試みのため、100gと300gぐらい入る容器をご用意しておりますが、お気に入りのお重など容器を持ち込んでいただければご希望の量をご提供いたします。
栗きんとんを大きなスプーンですくってごそっと召し上がりたい方は、容器をご持参ください(^_^;  あ、私だけ?
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(ちなみに写真は100グラム入りです)
電話、FAX、E-Mailなどでご予約も承っておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。
by o-sakaya | 2006-12-18 17:32

栗蒸し羊羹終わります。

突然ですが、栗蒸し羊羹は明日でおしまいです。
当店の栗蒸し羊羹は、栗のおいしい時期に限定しておりまして…
毎年楽しみに買いに来てくださるお客様、心より感謝いたします。
また来年もよろしくお願いいたします。

今年は初の試みとして、年末に「和菓子やの栗きんとん」を発売する
予定です。
発売日程は12月中旬を予定していますが、時期や価格などの詳細は
ホームページのTOPページに掲載しますので、お楽しみに!
by o-sakaya | 2006-12-08 17:41

白小豆と柚子

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アルバイトの小沢です。
急に寒くなりましたね。朝はつらいですが、タートルネックが好きな私には楽しみな季節になりました。

みなさんは、白い小豆があることをご存じですか?
私はここで初めて知りました。(私ってば世間知らず?)

白小豆は、気候の影響を受けやすく栽培が難しい高価で貴重なものなんだそうです。
味は、赤い小豆に比べると多少さっぱりとしていて、白いんげん豆と比べると風味が強いように感じます。
(写真の黒いお皿に載っているのが白小豆です。)

あと、柚子が楽しめる季節になりましたね~。
私、柚子大好きなんです。
実家の庭に柚子の木があって、柚子湯に入りたくなると、庭からモギッととって楽しんでいました。
あと、皮をはちみつにつけたものをお湯で溶いて飲むのが好きでした。
今は柚子が身近になくて、そうすると柚子が無性にほしくなってしまって、あの頃は実はぜいたくだったんだな~と思います。

そして、どうして白小豆と柚子の話をするかというと、今月のお菓子「柚子饅頭」に含まれているからなんです!
「柚子饅頭」は、白小豆のつぶあんを柚子の皮を混ぜた薯蕷生地で包んだものです。
ちなみに、へたと葉っぱは練り切りでできていて、こちらにも柚子が入っているんですよー。

白小豆と柚子の風味が楽しめる「柚子饅頭」は、12月だけ楽しめるお菓子ですので、ぜひお試しください。
by o-sakaya | 2006-12-07 18:23

香りに包まれて・・・

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工場に置き場がないと、お店の裏で君時雨などを冷ますことがあります。
(あ、もちろん衛生的には配慮してますよ。ご安心下さい。)
さっき、お店の壁をはさんだ所で君時雨の蒸したての独特の香りが漂っていました。この香りを皆さんにお届けできないのが残念!

その後小用で店の奥(工場に続く短い廊下)へ出ると、今度は柚子の爽やか~な香りが・・・。柚子饅頭を作っていたのでした。

小豆を炊く時の香り、黒蜜を作る時の香り、栗を煮る香り、薯蕷饅頭を蒸す時の香り、そしてなんといっても最中に焼印を押す時の香り、本当にたまりません!!
お客様を集めて”和菓子の香りを堪能するツアー”でもやろうかしら? くすっ。
by o-sakaya | 2006-12-04 15:27